葛尾村の百徳
チーム百徳の葛尾村滞在制作
2024年11月~2025年2月、チーム百徳は福島県葛尾村に滞在制作をして「葛尾村の百徳」を完成させました。
・2024かつらお恵みの感謝祭【ワークショップ出展】
2024年11月3日(日)9:45~15:15
開催場所:みどりの里広場(福島県双葉郡葛尾村大字落合字菅ノ又6-1)
入場無料・小雨決行
https://www.fsrt.jp/now/no3/14805.html
・かつらお公民館まつり【作品展示】
2025年2月11日(火・祝)9:00~12:30
開催場所:葛尾村村民会館








葛尾村の百徳
葛尾村の百徳
「葛尾村の百徳」制作にあたり。たくさんの布の提供、縫い物ワークショップのご参加、そして撮影にご協力いただきありがとうございました。
bolero Katsurao
葛尾村の百徳
増田ぴろよ率いるチーム百徳による「百徳」プロジェクト。
増田の第二の故郷とも言うべき新宿で行われた「新宿の百徳」からわずか 2 か月後には東 京を飛び出し、「加賀温泉郷の百徳」「黒崎海水浴場の百徳」と回を重ねた。その後、歌 舞伎町の“トー横”に集まる居場所なき若者たちから布を集めた「トー横の百徳」、歌舞伎 町の高級クラブで開催された「歌舞伎町の百徳」など、同プロジェクトは「百徳」という 核を持ち続けながらも、場所を移すたびにその姿かたちを変幻自在に変えてきた。
そして 2025 年 1月に開催されたのが、「葛尾村の百徳」である。葛尾村は福島県浜通りに 位置する人口 1,300 人に満たない小さな村で、2023 年 4月に村制 100 年を迎えたばかり だ。2011 年の東日本大震災では福島第一原子力発電所の事故により全村避難を余儀なくさ れ、2016 年に避難指示が解除された後も村民は 300 名ほど* 1 しか戻っていない。
〈その土地〉の輪郭を露わにしてきたチーム百徳。葛尾村のどのような顔を炙り出したのだろうか。
『葛尾村の百徳』では「クリムゾンクローバー柄」という難易度の高い図案にも挑戦した。
クリム ゾンクローバーは毎年 5月中旬から下旬に見頃を迎える村のシンボル的な存在の植物。
一般的なクローバーは緑色であるのに対し、クリムゾンクローバーは「ストロベリーキャンドル」や「ベニバナツメクサ」とも呼ばれる赤い色が特徴で、大笹地区と大放地区では一 面を真っ赤に染めた圧巻の風景が広がる。>> read more